我が家に残っている東京オリンピックのプログラムです。サッカーは蹴球となっていて、予選の試合日程を書き出してみると次のとおりです。
10月11日 ハンガリー対モロッコ、ユーゴスラビア対北朝鮮、ドイツ対イラン、メキシコ対ルーマニア
10月12日 ブラジル対アラブ連合、アルゼンチン対ガーナ、チェコスロバキア対韓国
10月13日 イラン対メキシコ、ドイツ対ルーマニア、ユーゴスラビア対モロッコ、北朝鮮対ハンガリー
10月14日 チェコスロバキア対アラブ連合、日本対アルゼンチン、韓国対ブラジル
10月15日 北朝鮮対モロッコ、ユーゴスラビア対ハンガリー、ドイツ対メキシコ、イラン対ルーマニア
10月16日 韓国対アラブ連合、日本対ガーナ、チェコスロバキア対ブラジル

当時はサッカーは今とは違って不人気競技で、客席を埋めるために競技場近くの小中学生が動員され、授業を休校にして「強制的に」試合を観戦させられたらしい。羨ましい話である。
ちなみに東洋の魔女の女子バレーボールの決勝戦となった日本対ソ連戦は、10月23日(金)午後7時から駒沢バレーボール場で行なわれた。また裸足の王者アベベ(エチオピア)のマラソン2連覇は10月21日(水)午後1時スタートだった。当時はマラソンは男子だけで、有森裕子や高橋尚子が生まれていたとしても活躍の余地はなかった。

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