表紙
この絵はドイツの爆撃機が航行中のイギリス戦艦を撃破しているところだが、この
ような戦闘場面は当時のヨーロッパ戦線にはなく、この紙爆弾が作製されてから
約1〜2年後のマレー沖海戦(日本海軍航空隊によるイギリス戦艦撃沈、航行中の
戦艦が航空機に沈められた世界最初の戦闘とされている)を予言しているようで、
大変興味深いものである。   
                               







戦闘機の操縦席横に描かれた漫画
写真の下の解説文に「独逸空軍ヲ有スル我々ハ英国ノ戦争煽動者ノ眼前
ニ発生スル彼等ノ状態ト策戦上ノ細小要目ニ至ルマデヲ英国ヘ爆撃ニ行ク
処ノ戦闘機ノ一群ガ自己ノ機隊図画トシテ表示シテ居ル通リデアルコトヲ既
ニ認知シテ居ルノデアル」とあるが、あまりに拙劣な直訳のため、何が何だ
か判ったような判らないような。
                          






急降下爆撃機
「Stukas(墜落爆撃機)ハ強硬ナル敵ノ抵抗ヲ撃破スル処ノ戦車ニ援助奮戦スル処デアル」と
解説があるが、墜落爆撃機なんて乗りたくないね。 
                         

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